Adoマーズ全セトリ徹底解剖!武道館ファイナルの熱狂と日替わり曲の全貌
2023年夏から秋にかけて全国11都市14公演を駆け抜け、社会現象とも呼ぶべき熱狂を巻き起こした『Ado 全国ツアー2023 マーズ』。自身初となるアリーナツアーであり、のちの国立競技場単独公演や世界ツアーへの決定的な試金石となったこのツアーは、セットリストの構成から演出、歌唱力のすべてにおいて従来のライブの常識を覆しました。
日本武道館での伝説的なファイナル公演をはじめ、各地で繰り広げられた日替わり曲の真相、そして会場を熱狂の渦に巻き込んだ新曲の初披露まで、当時の記録と現場の熱量をもとに徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:日本武道館ファイナルでは社会現象を巻き起こした「唱」や「DIGNITY」が初披露され、全23曲の圧倒的セットリストを完遂。
- 要点2:大阪城ホールや横浜アリーナなど会場ごとに異なる日替わりカバー曲(「unravel」「ヴィラン」「ブリキノダンス」等)がファンの間で大きな話題に。
- 要点3:象徴的な鳥籠ケージ演出やシルエット表現が極限の歌唱力と融合し、匿名性アーティストのライブ体験として金字塔を打ち立てた。
【全曲網羅】Ado全国ツアー2023「マーズ」日本武道館ファイナル&基本セトリ一覧
2023年9月17日、日本武道館で迎えたツアーファイナルは、まさにAdoという表現者の到達点を示す一夜となりました。オープニングを飾った「踊」から、アンコールラストの「私は最強」に至るまで、息つく暇もない圧巻の構成が組まれています。
『Ado マーズ 武道館 セトリ』の最大の特徴は、映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌・劇中歌群と初期のボカロ提供曲、そして当時リリース直前だった新曲群が見事なバランスで融合していた点にあります。約2時間に及ぶ公演時間の中で、MCを最小限に抑えながら全23曲を怒涛の勢いで歌い切る体力と表現力は、音楽関係者やメディアからも絶賛を集めました。
武道館ファイナル公演(2023年9月17日)の確定セットリストは以下の通りです。
【Ado 全国ツアー2023「マーズ」日本武道館セットリスト】
01. 踊
02. 私は最強
03. FREEDOM
04. 阿修羅ちゃん
05. ウタカタララバイ
06. ギラギラ
07. 永遠のあくる日
08. 乱れ咲き
09. 旅のつづき
10. 狂言(ショートver.)
11. unravel(TK from 凛として時雨 カバー)
12. 飾りじゃないのよ涙は(中森明菜 カバー)
13. レプリカント(インストゥルメンタル・ダンサーパート)
14. 行方知れず
15. 新時代
16. 逆光
17. 心という名の不可解
18. うっせぇわ
〜アンコール〜
19. DIGNITY(新曲・B'z楽曲提供)
20. 唱(新曲・初披露)
21. クラクラ(TVアニメ『SPY×FAMILY』Season 2 OP)
22. いばら
23. 私は最強(フィナーレ・ロングver.)
特にアンコールで『Ado ライブ セトリ 唱』として突如投下されたユニバーサル・スタジオ・ジャパン「ハロウィーン・ホラー・ナイト」テーマソング「唱」は、イントロが鳴り響いた瞬間に武道館全体が地鳴りのような歓声に包まれました。EDMとオリエンタルな旋律が絡み合う複雑なボーカルを完全な生歌で再現した瞬間は、同ツアー最大のハイライトとして語り継がれています。

【会場別比較】大阪城ホール・横浜アリーナ・武道館のセトリ差分と日替わり曲の真相
『Ado 全国ツアー2023 マーズ』の大きな見どころの一つが、中盤のアコースティック・カバーブロックに組み込まれた日替わり曲でした。各地のファンが「今日はどの曲が歌われるのか」とSNS上で熱心に情報交換を行うなど、ツアー期間中を通じて高いエンゲージメントを生み出す要因となっていました。
『Ado ライブ マーズ 日替わり曲』として披露されたのは、Ado自身のルーツであるボーカロイド楽曲やリスペクトする邦楽ロックの名曲たちです。大宮ソニックシティの初日公演から武道館ファイナルに至るまで、各地で披露された『Ado マーズ カバー曲』の代表例には「ヴィラン」「ブリキノダンス」「ブラック★ロックシューター」「夜のピエロ」「bin」などがあり、公演ごとに異なる表情を見せました。
主要アリーナ会場におけるセットリスト構成と演出の違いについて、客観的なデータを比較整理しました。
| 会場・公演日程 | 披露曲数・主要な日替わりカバー曲 | 新曲・サプライズ枠 | 編集部の見解・現場評価 |
|---|---|---|---|
| 大阪城ホール (2023年9月9日・10日) | 全22曲 ・「ヴィラン」 ・「飾りじゃないのよ涙は」 | 「DIGNITY」先行披露 「唱」ツアー初披露 | 関西初のアリーナワンマンとして音響の広がりが抜群。重低音とハイトーンの抜け感が完璧に調和していた。 |
| 横浜アリーナ (2023年8月29日・30日) | 全22曲 ・「ブリキノダンス」 ・「unravel」 | 「向日葵」 「いばら」ロング演出 | 関東屈指の大箱ならではの照明・レーザー演出が炸裂。ボカロ曲カバーでの高速歌唱に観客の熱狂が頂点に達した。 |
| 日本武道館 (2023年9月16日・17日) | 全23曲 ・「unravel」 ・「飾りじゃないのよ涙は」 | 「クラクラ」初解禁 「唱」「DIGNITY」完備 | ツアーの集大成。千秋楽特有の情感豊かなMCと、全力を注ぎ込んだ声帯の極限パフォーマンスが記録された。 |
『Ado マーズ 大阪城ホール セトリ』や『Ado マーズ 横浜アリーナ セトリ』を比較すると、ツアー前半から中盤にかけて歌唱のスタミナ配分を洗練させ、武道館に向けて新曲を段階的に投入していく緻密なプロデュース戦略が読み取れます。特にTK from 凛として時雨の「unravel」で見せたスクリームとファルセットの超絶技巧は、カバーの域を超えたAdo独自の解釈として絶賛されました。
【現場検証】マーズの座席表・音響・グッズ当日販売に見るリアルな体験格差
ライブツアー「マーズ」の体験価値を語る上で欠かせないのが、会場構造と演出の特殊性です。Adoのライブは本人の顔や詳細な容姿を直接見せるのではなく、特製ケージ(鳥籠を模した巨大な紗幕ブース)の中に立ち、バックライトによるシルエットと映像投影を組み合わせてパフォーマンスを行います。
この特異なステージ構造により、『Ado ライブ 座席表 マーズ』の配置によって観客の視覚的・聴覚的体験には明確なグラデーションが存在していました。
【座席エリアごとの見え方と音響のリアル】
- アリーナ席(前方〜中央):紗幕越しに激しく動くAdo本人のリアルな陰影や髪の揺れ、身体のダイナミックなアクションが明瞭に視認可能。ウーファーの重低音が生々しく身体を揺らす一方、背の低い観客からはケージの足元が見えにくい場面もあった。
- スタンド席(正面〜斜め前方):ステージ全体のLEDグラフィック、レーザー光線、照明プログラムが完璧な視野角で収まる「演出の特等席」。紗幕へのプロジェクションマッピングとシルエットの融合が最も美しく見えるポジション。
- スタンド席(サイド・見切れ席):ケージの構造上、角度によってはシルエットの陰影が薄くなるケースがあったものの、武道館特有のすり鉢状構造のおかげで音圧のダイレクト感は極めて高く維持された。
また、現地でのオペレーション面では『Ado マーズ グッズ 当日販売』の混雑度が話題となりました。当時は事前のLINE整理券システムが導入されていたものの、人気の「ぬいぐるみキーホルダー」や「ご当地ピンバッジ」「ペンライト」は販売開始から数時間で即完売。猛暑の中での物販列形成など、当時の急速なファン層拡大に対して現場オペレーションがギリギリの対応を迫られていた実態も、当時の参加者レポートから浮き彫りになっています。

噂の真偽を徹底検証|ネットの評価・感想レポと実際のギャップとは?
ネット上の掲示板やSNSでは、ツアー開催前後に「顔が見えないライブで本当に盛り上がれるのか?」「音源を流している口パクではないのか?」といった疑問や先入観が散見されました。しかし、実際に会場に足を運んだファンの『Ado マーズ 感想 レポ』や専門誌のライブ評によって、それらの懸念は完全に払拭されることになります。
現場で証明された決定的な事実は以下の3点です。
1. 「シルエット演出」は制約ではなく、表現の増幅装置である
表情が直接見えないからこそ、観客の全神経は「声の微細なニュアンス」「シャウトの擦れ」「ブレスの生々しさ」「指先まで神経の通った身体表現」に集中します。視覚情報が過剰な現代のエンターテインメントにおいて、あえて陰影に絞り込むことで、楽曲の世界観への没入度が極限まで高まる逆転現象が起きていました。
2. 圧倒的な生歌唱力と音圧が生むトランス状態
「うっせぇわ」や「逆光」で見せる怒声に近いがなり声、そして「心という名の不可解」で見せる繊細なウィスパーボイスの落差は、音源以上のダイナミクスを誇っていました。歌い終わった直後の荒い息遣いや、MCで見せる20歳(当時)らしい素朴で飾らない語り口とのギャップが、観客の心を強烈に揺さぶったのです。
3. 映像作品(Blu-ray/DVD)としての完成度
『Ado マーズ ライブDVD 発売日』(2024年4月10日リリース)を経て、現場に行けなかったファンや海外リスナーにもその熱量が可視化されました。マルチアングルや綿密な音響マスタリングが施されたパッケージ版は、オリコン映像ランキングで首位を獲得するなど、記録的なセールスを達成しています。
【音楽社会学的分析】なぜ「マーズ」は伝説となったのか?巨大化するAdo現象の本質
なぜ『Ado 全国ツアー2023 マーズ』は、日本の音楽シーンにおいて決定的な転換点と評されるのでしょうか。その背景には、インターネット発の歌い手文化と、旧来のメガロマーニアなスタジアムロック的体験の完全な融合があります。
従来、顔を出さないネット発アーティストのライブ展開には「物理的空間での実在感の希薄さ」という構造的課題が常に付きまとっていました。しかし、Adoの制作陣はシルエットを巨大なアートフォームへと昇華させ、光と影、そして生バンドの爆音によって「匿名でありながら圧倒的にそこに存在する」という新たなライブ形態を確立したのです。
心理学的な観点からも、人は「見えそうで見えないもの」に対してより強い想像力と感情移入を働かせます。観客一人ひとりが抱く「自分だけのAdo像」を壊すことなく、巨大なアリーナ空間全体で一つの熱狂を共有させる構造は、現代のデジタルネイティブ世代における理想的な共同体験モデルとなりました。
【プロの結論】映像作品で追体験すべき人とライブ体験を待つべき人の判断基準
マーズツアーのセットリストやパフォーマンスに今から触れるにあたり、どのようなアプローチが最適なのか。編集部として以下の客観的な選択基準を提示します。
【Blu-ray/DVD作品の鑑賞が向いている人】
・一曲一曲の歌唱技術(ピッチの正確さ、声区の切り替え、ミックスボイスの処理)を詳細に分析・鑑賞したい人。
・紗幕に投影された美麗なCG演出や照明のプログラミング全体を、最適なカメラワークで俯瞰したい人。
・「唱」や「DIGNITY」が初解禁された瞬間の音楽史的ドキュメントを最高音質で手元に残したい人。
【今後の現地ライブ参戦を優先すべき人】
・音響システムから放たれる身体を突き抜けるような重低音と、生のシャウトによる空気の振動を体感したい人。
・数万人の観客が一斉にペンライトを掲げ、巨大なシンガロングを巻き起こす現場の一体感を味わいたい人。
・匿名性演出が醸し出す「非日常の異空間」へ身を投じ、日常のストレスから完全に解放されたい人。

【ado マーズ セトリ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:マーズの日本武道館ファイナルで初披露された楽曲は何ですか?
A1:アンコールにおいて、USJタイアップ曲として爆発的ヒットを記録した「唱」、TVアニメ『SPY×FAMILY』Season 2オープニング主題歌の「クラクラ」、そしてB'z提供楽曲である「DIGNITY」の3曲が立て続けに披露され、会場に大きな衝撃を与えました。
Q2:マーズツアーの全日程での平均公演時間はどれくらいでしたか?
A2:各公演とも概ね1時間50分から2時間程度でした。MCの時間は比較的コンパクトにまとめられており、全22〜23曲の密度の高いパフォーマンスが途切れることなく展開されました。
Q3:マーズのライブ映像作品(DVD/Blu-ray)の発売日と収録公演はいつですか?
A3:2024年4月10日に発売されました。収録されているのは、ツアーの千秋楽となった2023年9月17日の日本武道館ファイナル公演(全23曲)です。初回限定盤には豪華フォトブックや特殊パッケージが付属しています。
まとめ:マーズが示したAdoの進化と今振り返るべき音楽的価値
『Ado 全国ツアー2023 マーズ』は、単なる一過性のヒット曲巡回ツアーではなく、一人の類まれなるボーカリストが「ネットの歌い手」から「日本を代表する真のライブパフォーマー」へと完全な脱皮を果たした記念碑的ツアーでした。
綿密に構築されたセットリストのストーリー性、ファンを歓喜させた日替わりカバー曲の選曲センス、そして会場全体を圧倒した生歌のエネルギー。そこで確立されたライブ表現の美学は、その後のスタジアムツアーやワールドツアーの基盤として今なお強烈な輝きを放ち続けています。 (出典: ado マーズ セトリ(Yahoo!ニュース))